「いつまでも手を振る」のは海外ではNG?|About Saying Goodbye for Japanese

わたしの国際交流

日本人って、親愛の情を込めるために、例えば友達との別れ際にも、「見えなくなるまでいつまでも手を振る」というようなことってありますよね?

これはちょっと大げさかもしれませんが、日本の航空会社の職員がいつまでも丁寧に手を振る動画がよくYouTubeにアップされています。

Japanese Groundscrew waving Goodbye – Narita Airport
外国人は別れ際、意外とあっさり⁉

最近、外国人の友達とお茶をしたり遊びに行ったりすることが多々あるのですが、その別れ際の「バイバイ」の仕方に毎回、違和感を感じています。

例えば、別れ際「またね!気を付けて帰ってね!」というところまでは日本人も外国人も一緒なのですが、例えば、それが横断歩道を渡る人と、渡らずに違う道を行く人といるとするじゃないですか。日本人で特に女子同士だと、横断歩道を渡った後に、もう一回振り返って「ばいば~い」ってやったりしますよね⁉

 

でもね・・・いつまでも手を振りあって別れを言うのは日本人特有の行為みたいです。

たまに、外国人の友達と会って、「あ、もう一回手を振ろう!」と思って振り返ったら、

自分だけだった・・・・

ということが高確率であります。

 

手を振る=魂を引き寄せる⁉

なぜ、日本人は「いつまでも手を振るのか」。気になったので少し調べてみました。

別れ際に手を振るというのは神道から来ているそうです。神道には「魂振(たまふり)」という儀式があって、空気を振動させることによって、神様の魂を鼓舞させて周囲に呼び寄せようとする儀式だということです。

去っていく相手に対して、手を振ることで、霊魂の加護が得られるように鼓舞するという役割があったそう(諸説あり)。

その名残が現在の、「いつまでも手を振る」という行為に残っているのだとか。

 

日本は「名残惜しい文化」がすごい

このことをアメリカ人の友達に話したら、「一回バイバイって別れの挨拶をしたんだから、何回も振り返って手を振り続けることはないでしょ、その感覚よくわからない」とのことでした。

こちらのブログにも、「日本でのGood-byeの方法がとても時間がかかりすぎて、ある意味ストレスを感じる」ということが書いてあります。

This story is but one example of many that highlight the precise reason I hate goodbyes in Japan. They take forever, and despite my attempts to hurry the process along with parting primers, I can never seem to make a timely escape.

「(訳)これは、実際に私が日本のさようならが嫌いな理由をまさに表すことの一つです。日本人は、別れの際に私が急いでいるようなそぶりをしているにも関わらず、永遠に別れを言い続けるような場面からなかなか離れられないことがよくありました」

GaijinPot brog -The Awkward Art of Saying Goofbye in Japan-

そして、そのブログにこれは、日本の「名残惜しい文化」からきている習慣なのだ、ということが書いてあり、なるほど!と思いました。

As it turns out, these prolonged goodbyes stem from a cultural attitude called nagori oshii, which carries the idea of being reluctant to leave. And surprisingly, it’s an integral part of Japanese social dynamics. The colleague I asked for help explained, “Nagori oshii is important for building and maintaining relationships. It’s how we show appreciation and respect for someone, especially our superiors.” After all, not only does lingering show that you enjoy their company, but also that they’re worthy of your limited amount of time.

「(訳)いつまでも長引くさようならの根幹は、日本の「名残惜しい」と言われる、去ることを避けたいと思う文化からきているようです。そして、驚くことにそれは日本の社会の中では欠かせない要素になていることです。私は同僚にこのことを理解するために尋ねたところ、「“名残惜しい”は、人間関係を作るするために重要なことです。それは、感謝や相手を尊敬する気持がどれだけあるかということを表していている」ということでした。つまり、あながた仲間の集まりから離れ難いくらい楽しんでいるだけでなく、あなたの限りある時間を費やしてもいいくらい価値があるもである、ということを表しているということらしいのです」

GaijinPot blog -The Awkward Art of Saying Goofbye in Japan-

 

いつまでも手を振るのは日本独特の文化

「何度も振り返って手を振る」

「相手の姿が見えなくなるまで見送る」

というのは、どうも日本独特の文化らしいのです。

日本一の旅館加賀屋のおもてなし

海外の場合は、それにあたるのが「ハグ」かもしれませんが、逆に日本人は、「ハグ」が苦手な人が多いかもしれませんね。

なので、日本人が「ハグ」が苦手なように、いつまでも貴重な時間を奪ってまで「手をふり続ける」というのは、海外の人にとっては異様な光景に見えるらしいので、そのあたりは理解しあった方がいいかもしれません。

今度、海外の友達と会って、バイバイするとき、その違いに注目してみるとおもしろいかもしれません。もしかしたら、互いに違和感を持っているかもしれないので、そのことについて腹を割って話してみたいものです。

 

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